主要国の中央銀行(日本では日本銀行)や公的機関(IMFやECBなど)は、支払い準備金として大量の金を保有しています。金はその国
の通貨価値を安定させるという側面も持っており、さらにインフレによってその国の通貨の価値が目減りした場合、金は着実に値上が
りをします。昨今のドル不安による高騰が顕著な例でしょう。現在の常識では考えにくいようなドルの金本位制の復帰論や、産油国が
原油取引のドル決済を停止し、金を含む他通貨で決済することを検討しているとの情報が流れるなど、以前に増して金(GOLD)の通貨
的側面が強くなってきております。
外貨準備高に占める割合が低い中国・日本・ロシアが金の保有を積み増すこととなると金市場は一段高となることも予想されます。我
が国も、米国債ばかりに頼らず、金(GOLD)の積み増しを検討すべきではとの意見もあります。(10/23)
IMFは保有金のうち400トンの売却を公表しているが、その半分にあたる200トンをインドの中央銀行に売却すると発表。(11/4)
IMFの売却分は先のインド200トン、モーリシャス2トン、そしてスリランカ10トン、残りは再度インドが全て買うということなるよう
です。(11/26)