
| ≪ 6月 | 2010年7月 | 8月 ≫ | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
| 1 | 2 | 3 | ||||
| 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
| 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
| 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
| 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
2010年7月1日(木)の日本経済新聞朝刊の商品面に「金、国際価格高止まり」との記事が大きく報じられました。
【新聞記事を読むポイント!】
金ETF
投資家の購入額に応じて金地金が金融機関の倉庫に保管される仕組みとなり、金ETFが売れれば売れるほど金地金の需要を生む。2003
年にオーストラリア証券取引所で取引が始まって以降、2003年にはニューヨーク証券取引所で上場して取引が活発化していった。買い
手の中心は短期で売買して利鞘を稼ぐトレーダーではなく、年金基金や欧米の富裕層とされ、長期でポジションを保有する特色がある
という。
【当社ストラテジスト:吉田コメント】
金ETFの残高とNY金価格のグラフを作成してみました。NY金価格と金ETF残高の関係が一目で分かります。ここで重要なことは、金価格
が上昇したから金ETFの残高が増えている、というのではなく、金ETF残高が増えたから金価格が上昇したと考える、ということです。
理由としては、先に記したようにETFが売れれば売れるほど地金が金融機関の倉庫に積みあがる訳ですから、ETFの販売額相当分の量だ
け地上の流通量が減ることを意味します。需要が変わらないのであれば、流通量の減少は価格の上昇要因となり得ます。
その積みあがった量は約1500トン。1500トンとは、金保有量の国別ランキングで5位にあたる中国が保有する量とほぼ同等の量です。
つまりETF残高増加によって、ここ6~7年間で世界屈指の金保有国が新たに生まれた計算になる訳です。